またしても接地アンテナの洗礼を受ける
2017.02.11
いやはや疲れました…。
今日は朝から飲まず食わずで、夕方までベランダで作業をしていました。(ウソです、ビールは飲んでいました。でも食事はとっていません。夢中になるとあっという間に時間が過ぎていきますね。)
疲れててめんどくさいので、やったことと結果を箇条書きにして記しておきましょう。
・カウンターポイズを全て撤去した。
・網線を使用してSD330のGNDと振り出し用のポールを短絡して、縦横2本のポールをGNDの仲間にした。
・ポールと昨日作製した"アースマット"6枚を網線で接続して、アースマットをベランダの外壁に立てかけた。
↓
・7~10MHzはSWRが1.1までストンと落ちるが、14MHz以上のBANDのSWRが落ちなくなった。
・アースマットを外すと、ポールだけで14~21MHzのSWRが落ちるようになる。
・アースマットを床に敷いても状況は変わらず。
・VR2USJ 落合さんの真似をして、アースマットに短絡させたアルミテープを室内に7mくらい引き込んでも状況は変わらず。
う゛~ん?
初めてSD330をベランダに設置した時のように半ギレ状態になりました…。
結局…。
アースマットを全て撤去して、外壁から15cm、床から15cm離した位置にポールに接続したカウンターポイズを1本張るだけで7~18MHzで気持ちよくSWRがストンと落ちました。
何故か?この位置にカウンターポイズを張るのが一番いいみたいですね、本数を5本に増やしました。
アースマットの事はきっぱり忘れて、このベストな位置に張るカウンターポイズの配線の質を上げることを考えた方が良さそうですね。
明日は、このベストポジションに、余っている同軸ケーブル(5D2V)をカウンターポイズとして張ってみましょう。
*********
接地の件がひと段落したので、こんどはエレメントの改造です。
・SD330のノーマルエレメントを外した。
・斜めに取り付けていたのを垂直にした。
・ベランダの外壁にパラボラアンテナ用の取り付け金具を利用して釣り竿を固定した。
・釣り竿は太い部分だけを使用して長さ2m程度に短くした。
・エレメントに使用する配線の長さを2.5mとした。
・エレメントの先端は直径3cm程度の"輪っか"の状態にした。(キャパシティーハットの代わり)
↓
・7~18MHzが使用出来るようになった。(21MHz以上は使えません)
・ノイズは以外に拾っていないかも?この時間の10MHzでS5~7です。
釣り竿を外壁に完全に固定して、太い部分だけを使用して短くすることにより、風が強い日でもQRV出来るようにするためです。
JR4PUR時代に、同じくらいの太さと長さのグラスファイバーロッドをベランダに固定して何年も出しっぱなしにしていましたが、風では折れませんでした。(着雪で折れました)
下から見上げても全然目立たないので、普段はこのアンテナを使用することにしましょう。
明日は、この前アマゾンで購入した、もっと太い釣り竿を使用して、エレメントの長い7~10MHz専用の"勝負アンテナ"を作成する予定です。
もちろん、西アフリカや西アフリカや西アフリカとQSOするのが目的です。(笑)
今日は朝から飲まず食わずで、夕方までベランダで作業をしていました。(ウソです、ビールは飲んでいました。でも食事はとっていません。夢中になるとあっという間に時間が過ぎていきますね。)
疲れててめんどくさいので、やったことと結果を箇条書きにして記しておきましょう。
・カウンターポイズを全て撤去した。
・網線を使用してSD330のGNDと振り出し用のポールを短絡して、縦横2本のポールをGNDの仲間にした。
・ポールと昨日作製した"アースマット"6枚を網線で接続して、アースマットをベランダの外壁に立てかけた。
↓
・7~10MHzはSWRが1.1までストンと落ちるが、14MHz以上のBANDのSWRが落ちなくなった。
・アースマットを外すと、ポールだけで14~21MHzのSWRが落ちるようになる。
・アースマットを床に敷いても状況は変わらず。
・VR2USJ 落合さんの真似をして、アースマットに短絡させたアルミテープを室内に7mくらい引き込んでも状況は変わらず。
う゛~ん?
初めてSD330をベランダに設置した時のように半ギレ状態になりました…。
結局…。
アースマットを全て撤去して、外壁から15cm、床から15cm離した位置にポールに接続したカウンターポイズを1本張るだけで7~18MHzで気持ちよくSWRがストンと落ちました。
何故か?この位置にカウンターポイズを張るのが一番いいみたいですね、本数を5本に増やしました。
アースマットの事はきっぱり忘れて、このベストな位置に張るカウンターポイズの配線の質を上げることを考えた方が良さそうですね。
明日は、このベストポジションに、余っている同軸ケーブル(5D2V)をカウンターポイズとして張ってみましょう。
*********
接地の件がひと段落したので、こんどはエレメントの改造です。
・SD330のノーマルエレメントを外した。
・斜めに取り付けていたのを垂直にした。
・ベランダの外壁にパラボラアンテナ用の取り付け金具を利用して釣り竿を固定した。
・釣り竿は太い部分だけを使用して長さ2m程度に短くした。
・エレメントに使用する配線の長さを2.5mとした。
・エレメントの先端は直径3cm程度の"輪っか"の状態にした。(キャパシティーハットの代わり)
↓
・7~18MHzが使用出来るようになった。(21MHz以上は使えません)
・ノイズは以外に拾っていないかも?この時間の10MHzでS5~7です。
釣り竿を外壁に完全に固定して、太い部分だけを使用して短くすることにより、風が強い日でもQRV出来るようにするためです。
JR4PUR時代に、同じくらいの太さと長さのグラスファイバーロッドをベランダに固定して何年も出しっぱなしにしていましたが、風では折れませんでした。(着雪で折れました)
下から見上げても全然目立たないので、普段はこのアンテナを使用することにしましょう。
明日は、この前アマゾンで購入した、もっと太い釣り竿を使用して、エレメントの長い7~10MHz専用の"勝負アンテナ"を作成する予定です。
もちろん、西アフリカや西アフリカや西アフリカとQSOするのが目的です。(笑)
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JH1CZL - 2017年02月14日 23:17
落合さん、こんばんは。
奥が深いというか、解らないことも多いですね。
私の発想は、最適な箇所にCPを一本張っただけで、劇的にSWRが落ちたので、そのCPの材質を最初は同軸ケーブルの被膜を使用しようと思っていましたが、もっと質量がある物の方が効果があるのではないかという発想から鉄パイプを使用した次第です。
CPとして動作しいているのか、擬似的な車体のボディとして動作しているのか正直よくわかりませんが、何れにせよ21MHzを除いた3.5MHz~28MHzでは気持ちよくSWRが落ちる結果を得られました。
21MHzは、落合さんのアドバイス通り1/4λのCPを別途張ることによりSWRは落ちるようになりました。(このCPを接続すると14~18MHzMHzのSWRが悪化します、おっしゃる通り21MHzでは変形DPとして動作しているような気がします)
>給電点とグランドの接続を出来るだけ短くとは、モービルアンテナの基台と車体間の接続を網線で10センチ以内でという考え方です。
了解しました。
モービルアンテナの基台とマストポールは10cm以内で二か所で網線で接続しているので大丈夫だと思います。
詳しい情報ありがとうございます。
SWRが下がったからといって、力強い電波を発射している訳ではないということは体感しております。
昨日も、3.5MHzでひどい目に遭いました。
鉄パイプのCPに、更に窓に向けてパイプを一本継ぎ足して、そこから銅箔テープとアルミテープを使用して、室内にCPを展開する予定です。
そこから、キッチンの上水道の水道管や、トイレの下水管に接続してみる予定です。
何が腰痛の治療薬になるのか?
結果をお楽しみに…。
P.S.
1125Zに7005.8KHzでJAのクラスタに上がる以前に、海外のクラスタに上がってきたので聞いてみたのですが、私の設備(4.5mのエレメント)では存在がわかる程の信号でした。
また、何処かでQSOしましょう。
FB DX!
奥が深いというか、解らないことも多いですね。
私の発想は、最適な箇所にCPを一本張っただけで、劇的にSWRが落ちたので、そのCPの材質を最初は同軸ケーブルの被膜を使用しようと思っていましたが、もっと質量がある物の方が効果があるのではないかという発想から鉄パイプを使用した次第です。
CPとして動作しいているのか、擬似的な車体のボディとして動作しているのか正直よくわかりませんが、何れにせよ21MHzを除いた3.5MHz~28MHzでは気持ちよくSWRが落ちる結果を得られました。
21MHzは、落合さんのアドバイス通り1/4λのCPを別途張ることによりSWRは落ちるようになりました。(このCPを接続すると14~18MHzMHzのSWRが悪化します、おっしゃる通り21MHzでは変形DPとして動作しているような気がします)
>給電点とグランドの接続を出来るだけ短くとは、モービルアンテナの基台と車体間の接続を網線で10センチ以内でという考え方です。
了解しました。
モービルアンテナの基台とマストポールは10cm以内で二か所で網線で接続しているので大丈夫だと思います。
詳しい情報ありがとうございます。
SWRが下がったからといって、力強い電波を発射している訳ではないということは体感しております。
昨日も、3.5MHzでひどい目に遭いました。
鉄パイプのCPに、更に窓に向けてパイプを一本継ぎ足して、そこから銅箔テープとアルミテープを使用して、室内にCPを展開する予定です。
そこから、キッチンの上水道の水道管や、トイレの下水管に接続してみる予定です。
何が腰痛の治療薬になるのか?
結果をお楽しみに…。
P.S.
1125Zに7005.8KHzでJAのクラスタに上がる以前に、海外のクラスタに上がってきたので聞いてみたのですが、私の設備(4.5mのエレメント)では存在がわかる程の信号でした。
また、何処かでQSOしましょう。
FB DX!
おちあい - 2017年02月14日 12:10
中田さん
奥が深い分、楽しいですね! 給電点とグランドの接続を出来るだけ短くとは、モービルアンテナの基台と車体間の接続を網線で10センチ以内でという考え方です。これを数十センチの銅線で繋ぐと上手く行きませんよね。1.8メールトの鉄パイプ2本繋いでCPとする実験は大変興味があります。擬似的な車体のボディをイメージされてのことと思います。マルチバンドバーチカルのCPとして、周波数毎に同調した銅線を放射線状に4本から数十本繋ぐ方法と2~3メートルの短い銅線を数百本繋ぐ方法があると思いますが、両者共に同一のフィードポイントへ(放射線状に)複数のCPを給電しています。フィードポイントから伸びる1本のCP(鉄パイプ?)の先に更にCPを継ぎ足す付帯的な効果はどの程度期待できるのでしょうか。ホット側のエレメントの太さを極細銅線からアルミパイプに変えても殆ど効果が感じられないのと同じ理屈に思えます。因みに僕の場合、同じアースマットを一畳分ほど繋いでますが、効果なしのように思えます。師匠、JI1ANI福井さんの1.9メガは、建物の鉄骨と複数のCPの両方に繋げているようです。SWRはリグとアンテナのインピーダンスマッチングの指標、極論すればダミーロードでも1.0に下がります。福井さんは同軸トラップを色々実験されてますが、僕はパワーを入れたいのでホットエレメントに対するCPの角度で調整しています。頑張りましょう!
de落合VR2USJ
奥が深い分、楽しいですね! 給電点とグランドの接続を出来るだけ短くとは、モービルアンテナの基台と車体間の接続を網線で10センチ以内でという考え方です。これを数十センチの銅線で繋ぐと上手く行きませんよね。1.8メールトの鉄パイプ2本繋いでCPとする実験は大変興味があります。擬似的な車体のボディをイメージされてのことと思います。マルチバンドバーチカルのCPとして、周波数毎に同調した銅線を放射線状に4本から数十本繋ぐ方法と2~3メートルの短い銅線を数百本繋ぐ方法があると思いますが、両者共に同一のフィードポイントへ(放射線状に)複数のCPを給電しています。フィードポイントから伸びる1本のCP(鉄パイプ?)の先に更にCPを継ぎ足す付帯的な効果はどの程度期待できるのでしょうか。ホット側のエレメントの太さを極細銅線からアルミパイプに変えても殆ど効果が感じられないのと同じ理屈に思えます。因みに僕の場合、同じアースマットを一畳分ほど繋いでますが、効果なしのように思えます。師匠、JI1ANI福井さんの1.9メガは、建物の鉄骨と複数のCPの両方に繋げているようです。SWRはリグとアンテナのインピーダンスマッチングの指標、極論すればダミーロードでも1.0に下がります。福井さんは同軸トラップを色々実験されてますが、僕はパワーを入れたいのでホットエレメントに対するCPの角度で調整しています。頑張りましょう!
de落合VR2USJ
JH1CZL - 2017年02月13日 23:13
落合さん、今晩は。
鉄パイプのカウンターポイズにしたことで、3.5MHz~18MHzは安定してSWRが1.1まで落ちるようになりました。
今日の夜、短いエレメント(1.2m)を接続して21MHz~28MHzの様子をうかがったところ、24MHzと28MHzはSWRが落ちていました。
何故か21MHzだけSWRが2以下に下がりませんが、別途専用のCPを用意すれば解決しそうです。
今のところ、21MHz以外は鉄パイプのCPでいけそうです。
>高価な網線を使う場所は給電点とCPの間で10センチ以内が鉄則のようです。
アンテナマストと鉄パイプのCPの間の網線はアンテナを振り出す際、180°回転させるので長めにしてたのですが、早速明日10cm以内に縮めます。
情報、多謝です。
ハイバンド(18MHz~28MHz)専用のエレメントには閃いたことがありますので後日実験してみます。
また、アルミテープと銅箔テープが余っていますので、もう一度室内に引き込んでみようと思っています。(斬新なアイデアありがとうございます)
夜間は7~10MHzがメインになりますので、14MHz以上がマッチしなくても使ってみようと思います。
(日中と夜に使用するCPを切り替えられるようにするつもりです)
では、FB DX!
鉄パイプのカウンターポイズにしたことで、3.5MHz~18MHzは安定してSWRが1.1まで落ちるようになりました。
今日の夜、短いエレメント(1.2m)を接続して21MHz~28MHzの様子をうかがったところ、24MHzと28MHzはSWRが落ちていました。
何故か21MHzだけSWRが2以下に下がりませんが、別途専用のCPを用意すれば解決しそうです。
今のところ、21MHz以外は鉄パイプのCPでいけそうです。
>高価な網線を使う場所は給電点とCPの間で10センチ以内が鉄則のようです。
アンテナマストと鉄パイプのCPの間の網線はアンテナを振り出す際、180°回転させるので長めにしてたのですが、早速明日10cm以内に縮めます。
情報、多謝です。
ハイバンド(18MHz~28MHz)専用のエレメントには閃いたことがありますので後日実験してみます。
また、アルミテープと銅箔テープが余っていますので、もう一度室内に引き込んでみようと思っています。(斬新なアイデアありがとうございます)
夜間は7~10MHzがメインになりますので、14MHz以上がマッチしなくても使ってみようと思います。
(日中と夜に使用するCPを切り替えられるようにするつもりです)
では、FB DX!
おちあい - 2017年02月13日 11:17
中田さん
ほんの少しでも電波を飛ばしたいという気持ちが伝わってきます!SD330はクイックQSOを可能としつつハイQコイルでマッチング損失が少ない分、効率良く輻射できているご様子FBですね。もっともボトムローディングは損失が比較的大きいので、出来るだけ周波数毎にアンテナを同調させる(コイルスルーで損失をゼロにする)方が飛びは良くなります。僕は12m/15m/17mはホット側は3メーター強の固定エレメントで、それにロッドアンテナで長さを調整できるカウンターポイズ(CP)1本を使いV字型オフバランスDPを形成、バンド毎に完全に完全同調させています。ローバンドはコンプロマイズと諦めてます。
高価な網線を使う場所は給電点とCPの間で10センチ以内が鉄則のようです。給電点とベタンダ手摺や他のCPなどを直結させるなら網線は不要です。これが数十センチに及ぶと網線でも短いアンテナとして機能するのでSWRにも大きく影響するようです。ローバンド(10メガ以下)は、同調していればSWRがインピーダンスがマッチせずも2以下なら気にせず、様々な方法で複合的に静電融合の面を増やし接地抵抗を下げる。腰痛治療の様に何が効くかはよく分からない感じです(笑)一方、ハイバンドはノイズ対策も兼ね、周波数毎に1本の同調したCPでダイポール仕様とし、グラウンドを使い分けた方がFBかと思います。
de 落合VR2USJ
ほんの少しでも電波を飛ばしたいという気持ちが伝わってきます!SD330はクイックQSOを可能としつつハイQコイルでマッチング損失が少ない分、効率良く輻射できているご様子FBですね。もっともボトムローディングは損失が比較的大きいので、出来るだけ周波数毎にアンテナを同調させる(コイルスルーで損失をゼロにする)方が飛びは良くなります。僕は12m/15m/17mはホット側は3メーター強の固定エレメントで、それにロッドアンテナで長さを調整できるカウンターポイズ(CP)1本を使いV字型オフバランスDPを形成、バンド毎に完全に完全同調させています。ローバンドはコンプロマイズと諦めてます。
高価な網線を使う場所は給電点とCPの間で10センチ以内が鉄則のようです。給電点とベタンダ手摺や他のCPなどを直結させるなら網線は不要です。これが数十センチに及ぶと網線でも短いアンテナとして機能するのでSWRにも大きく影響するようです。ローバンド(10メガ以下)は、同調していればSWRがインピーダンスがマッチせずも2以下なら気にせず、様々な方法で複合的に静電融合の面を増やし接地抵抗を下げる。腰痛治療の様に何が効くかはよく分からない感じです(笑)一方、ハイバンドはノイズ対策も兼ね、周波数毎に1本の同調したCPでダイポール仕様とし、グラウンドを使い分けた方がFBかと思います。
de 落合VR2USJ
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