バーチカルアンテナのアース(ラジアル)に関して一考
2022.01.04
どうも私は、エレベーテッドラジアルをいかにして張るかという考えに偏ってしまい、本来の目的である「良好なアースを取って大地(地球)を味方につけて強い電波を出す」ということから少し違う方向に向かっていくところでした。
そもそも、乾いたショボい大地で良好な接地が出来ない場合に、(仕方なく)ラジアルを張ったり這わせたりするものであるという基本に戻って考えてみました。
我が家の大地(バーチカルアンテナの給電部の下)には田んぼが広がっています。ここにリアルなアースであるアース棒を打ち込もうという発想に何故至らなかったのでしょうか?。バーチカルアンテナには1/4λのラジアルを張るという既成概念にとらわれてしまっていたようです。
思い立ったら行動あるのみ。さっそくホームセンターに出向いてアース棒を2本買ってきて、田んぼに打ち込みました。
アース棒を打ち込む前と後の違いを体感するために、わざとリグの電源を入れっぱなしで作業しました。結果は…あくまで私の感想ですが、聞こえてくる信号が太くなったような感じがしました。更に非常に弱い信号も、少しだけですがはっきりと聞こえるようになったような気がします。(垂直アンテナにもかかわらずノイズが激減してS/N比が改善された感じです)
課題もあります。高周波のアースは洗濯機のアースとは別物なので、配線は「太く・短く・線ではなく面で」接続するのが良いという認識です。今回、慌てて取ったアースは、給電部から普通のアース線を用いて、しかもアース棒まで3メートルも配線を伸ばしています。(高周波アースとしては不合格だと思われます)
逆に言えば、不合格なアースでも、ある程度の効果があった我が家の大地は非常に優秀で、きちんとした方法で高周波アースを取れば、今よりもっと強い電波が出せると改めて思いました。
注文しています12mのグラスファイバーポールが届いたら、14MHzの5/8λ(エレメント長13.3m)の上物を建てることは確定していますが、アースに関してはまだまだ実験すべき事が沢山あると思いましたので、今の1/4λのエレメントで試してみてようと思ったことを箇条書きにしておきます。結果次第では、エレベーテッドラジアルは不要になるかもしれませんね…。
(1) 人の往来がある場所に無理して張った3本のエレベーテッドラジアルを2本に減らして(180度間隔で)邪魔にならないように張る
(2) アース棒ではなく、鉄パイプを田んぼに打ち込み、給電部との距離を出来るだけ短くして網線で接続する
(3) 田んぼに銅板を埋め込む
(4) 放射線状に各BANDの1/4λのラジアルを這わせる
(5) 特定のラジアルの先端にアース棒(もしくは、鉄パイプ・銅板・その他身近にある質量のある金属)を接続して近くに流れている用水路に放り込む(給電部から約10m先)
(6) ラジアルの代わりに、質量と長さのある(5m)のあるアルミパイプを地面に置いて代替えとする(水田に対して平行に置く)
(7) 可能な限り、大きな鉄板(銅板)を給電部の下に敷き詰めて接続する
色々と思いついたのですが、まずは今の地上から2mの高さにある給電部の直下に鉄パイプ(アルミパイプ)を立てて、梯子フィーダーのラジアル部分に(最短で、太い配線で)接続して、その鉄パイプの地面に近い箇所からラジアル配線を接続して這わせたり、何らかの物理的な質量や長さのある金属に接続して展開すればいいのかなと思います。(ラジアルの先端を用水路を流れている水の中に放り込む事は絶対にやりますよ…笑い)
何れにせよ、梯子フィーダーで給電していますので、ただ単にSWRを1.1に近づけるだけの作業にとらわれないですむのがいいですね。(本来の目的を失わないと思います)
・ホームセンターで購入したアース棒…長さ50cmくらい
そもそも、乾いたショボい大地で良好な接地が出来ない場合に、(仕方なく)ラジアルを張ったり這わせたりするものであるという基本に戻って考えてみました。
我が家の大地(バーチカルアンテナの給電部の下)には田んぼが広がっています。ここにリアルなアースであるアース棒を打ち込もうという発想に何故至らなかったのでしょうか?。バーチカルアンテナには1/4λのラジアルを張るという既成概念にとらわれてしまっていたようです。
思い立ったら行動あるのみ。さっそくホームセンターに出向いてアース棒を2本買ってきて、田んぼに打ち込みました。
アース棒を打ち込む前と後の違いを体感するために、わざとリグの電源を入れっぱなしで作業しました。結果は…あくまで私の感想ですが、聞こえてくる信号が太くなったような感じがしました。更に非常に弱い信号も、少しだけですがはっきりと聞こえるようになったような気がします。(垂直アンテナにもかかわらずノイズが激減してS/N比が改善された感じです)
課題もあります。高周波のアースは洗濯機のアースとは別物なので、配線は「太く・短く・線ではなく面で」接続するのが良いという認識です。今回、慌てて取ったアースは、給電部から普通のアース線を用いて、しかもアース棒まで3メートルも配線を伸ばしています。(高周波アースとしては不合格だと思われます)
逆に言えば、不合格なアースでも、ある程度の効果があった我が家の大地は非常に優秀で、きちんとした方法で高周波アースを取れば、今よりもっと強い電波が出せると改めて思いました。
注文しています12mのグラスファイバーポールが届いたら、14MHzの5/8λ(エレメント長13.3m)の上物を建てることは確定していますが、アースに関してはまだまだ実験すべき事が沢山あると思いましたので、今の1/4λのエレメントで試してみてようと思ったことを箇条書きにしておきます。結果次第では、エレベーテッドラジアルは不要になるかもしれませんね…。
(1) 人の往来がある場所に無理して張った3本のエレベーテッドラジアルを2本に減らして(180度間隔で)邪魔にならないように張る
(2) アース棒ではなく、鉄パイプを田んぼに打ち込み、給電部との距離を出来るだけ短くして網線で接続する
(3) 田んぼに銅板を埋め込む
(4) 放射線状に各BANDの1/4λのラジアルを這わせる
(5) 特定のラジアルの先端にアース棒(もしくは、鉄パイプ・銅板・その他身近にある質量のある金属)を接続して近くに流れている用水路に放り込む(給電部から約10m先)
(6) ラジアルの代わりに、質量と長さのある(5m)のあるアルミパイプを地面に置いて代替えとする(水田に対して平行に置く)
(7) 可能な限り、大きな鉄板(銅板)を給電部の下に敷き詰めて接続する
色々と思いついたのですが、まずは今の地上から2mの高さにある給電部の直下に鉄パイプ(アルミパイプ)を立てて、梯子フィーダーのラジアル部分に(最短で、太い配線で)接続して、その鉄パイプの地面に近い箇所からラジアル配線を接続して這わせたり、何らかの物理的な質量や長さのある金属に接続して展開すればいいのかなと思います。(ラジアルの先端を用水路を流れている水の中に放り込む事は絶対にやりますよ…笑い)
何れにせよ、梯子フィーダーで給電していますので、ただ単にSWRを1.1に近づけるだけの作業にとらわれないですむのがいいですね。(本来の目的を失わないと思います)
・ホームセンターで購入したアース棒…長さ50cmくらい
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